TsumeDojo

公開: 2026-06-16

五目並べの守り方 — 四を止め、二つの脅威を作らせない

五目並べは攻めだけでは勝てません。相手の脅威を先に消す守りの考え方を優先度順に解説。四の止め方、達四を作らせない、二重の脅威(四三・三三・四四)を防ぐ、攻防一体、連珠の守り。


五目並べは攻めが目立ちますが、勝率を上げる近道はむしろ守りです。攻めの記事(別記事=勝ち方)の裏返しで、相手の脅威を先に消す考え方を、優先度の高い順に整理します。守りの基本は『相手に一手で止められない形を作らせない』こと。これに尽きます。

最優先 — 『四』は必ず止める

四(あと一手で五になる形)は、放っておくと次に五=負けです。だから相手の四は必ず止めます。逆に言えば、四は相手の手番を縛る『強制』でもあるので、止める一手をどこに置くかが大切。ただ止めるのではなく、止めた石が自分の三や四につながる位置を選べると、守りながら攻めに転じられます(攻防一体・後述)。

『活きた三』を軽視しない — 達四を作らせない

四になってから慌てるのでは遅いことがあります。活きた三(両端が空いた三)を放置すると、次に達四(両端が空いた四=オープンフォー)にされ、達四は片方を止めてももう片方で五ができる=一手では止められません。つまり、四になるのを待たず、活きた三の段階で受けるか消すのが守りの肝心どころです。相手の石が3つつながりそうな形は、早めに警戒しましょう。

守りの核心 — 『二つ同時』の脅威を防ぐ

単独の四や三は、一か所止めれば防げます。本当に危険なのは、1手で『止められない脅威が二つ』できる形 — 四三(四と活きた三を同時に作る)・三三(活きた三が二つ)・四四(四が二つ)です。受けは一か所しかできないので、もう片方で決められて負けます。だから守りの本質は、相手にこの二重の脅威ができる急所を、相手より先に打って消すこと。相手の石が伸びてきたら、四と三・三と三が交差しそうな点を最優先で警戒します。

受けながら攻める(攻防一体)

守り一辺倒では、いずれ押し切られます。自分も四や活きた三を作って相手に受けを強要すれば、相手は攻めを中断して受けに回らざるをえません — これがいちばん効く守りです。とくに自分が四を打てば、相手は必ず止めるため、相手の攻めを一手分止める『時間稼ぎ』になります。受けの一手が同時に自分の脅威を作る位置を探す習慣をつけると、守りと攻めが一本につながります。

連珠の守り(応用)

競技用の連珠では、黒(先手)だけに禁手(三三・四四・長連)があります。だから白(後手)は、黒を禁手になる形へ誘導して受ける『禁手取り』という高度な守りも使えます。一方、自由ルールの五目並べに禁手はなく、長連(6連以上)も勝ちになるのが一般的なので、この守りは連珠特有です。まずは自由ルールで四・達四・二重の脅威を見切る目を養い、厳密に競うなら連珠(と詰め連珠VCF)へ進みましょう。

練習のしかた

攻めの形を知ることが、最良の守りの練習になります。ツメ道場の詰め連珠VCF(連続して四を打って勝つ問題)を解くと、『四をどう繋げば勝てるか』が身につき、それは裏返せば『どこを止めれば防げるか』そのものです。相手の四追いを先読みできるようになれば、受けの精度も上がります。攻めと守りは表と裏 — VCF で攻め筋を覚えて、守りに生かしてください。

連珠の問題を解く →

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